その巨大な独立峰にアプローチをする手がかりだけでも得たいというわたしの願いを杉橋さんは快く聞き届けてくれて、実は、まだ大病のあとのヒハビリ中というのに、ご自分の最近の「発見」までを含めて、ニーチェの全体像を熱く語っていただいた。