このポリティックスがどのようなものとなるのか──わたしには残念ながらその方向性を呈示することはできないが、少なくともいま現在のことで言えば、ひとつの直観にすぎないとはいえ、「まもる」こと、「たもつ」こと、「のこす」こと、そしてまた、すでに失われたものについては「再生する」こと、「あらたに生む」ことこそが問題となるだろう、と言っておきたい。