こうした存在は、──昨今のように、その存在自体をビジネスの、つまり価値増大の対象としてシステム化することが行なわれているとはいえ、そしてそれが資本主義の、ある意味での、全体化を示すとはいえ──原理的には、システムの効率を第一目的とする資本主義からは切り捨てられてしまう。