韓国に伝わる童謡の小さなテクストのなかに現われる、黄昏の、あるいは夜の闇の中で眼を見張ってリトルネロを鳴き続ける梟にならって、われわれの哲学の思考もまた、時代の夜のなかで、警戒の眼、探求の眼を大きく見開いていなくてはならない、と。