ナイシュタットさんの表現によれば、われわれは「日本からアルゼンチンに来た最初の哲学者」ということになるのだそうで、その文脈では、東アジアの哲学思想から出発して今回の共通テーマである「メタ哲学」の可能性について語ることがわれわれの使命であった。