西田幾多郎、田辺元、西谷啓治、……いわゆる「京都学派」と呼ばれる哲学者たちの仕事は、西欧の哲学の傍流というよりは、ひとつの新たな「一時代」を画するということができる歴史的な重要性をもっており、実際、現在でも、世界的な注目を集めつづけています。