「商品が(社会)全体を構造化する基本カテゴリーであるような社会においては、労働とその生産物は、伝統的な社会の結びつき、つまり規範とか、権力や支配といった超関係、つまりは明白な社会関係によって、社会的に分配されるのではない。そうではなくて、労働それ自体が、他者の生産物を取得するためのある種の準・客観的な、必然的な手段として機能することによって、それらの社会関係を代替するのです。」