資本を問うことはすでに当初より計画されていたのだが、三月にニューヨーク大学で開いた「時代」についてのセミナーのなかで「資本(論)」をめぐって発表してくれたオタワ大学のヴィレン・ムーティが、かれ自身の先生でもあるポストーンを推薦してくれて、そこから招聘が決まった。