☆註

2008年6月28日より北海道文学館で「詩の黄金の庭 吉増剛造展」が開催されている。そのオープニング・イベントとして、28日に北海道美術館で、吉増さん、高橋世織さん、工藤正廣さんとわたしの4人でトークセッションが開かれた。そのなかで『プール平』の上映も行なわれ、それについての討議も行なわれたので、そこでのわたしの発言とこのテクストとは多少、内容において重なるところがある。なお、当日は、吉増さんから2001年にプール平を訪れたときのことを書いたエッセイも配布され、それはわたしにとっては、そこではじめて分かったこともあり、なかなか衝撃的だったのだが、紙数の関係もあり、ここではそれとの関係は論じない。