「映画」といっても、多くのスタッフとともに作るような大掛かりなものではなく、たったひとりご自分でホームムーヴィのカメラをもって、みずからの声を吹き込みながら、ある場所を訪ねる「道行き」の行程を「記録として保存する」作品。ひとつひとつは数分から十数分の短いものである。