金杭さんは、これを、いわば「素っ裸の肉体」の個別のセキュリティだけが問題になる「原・光景」として召喚し、この「原・光(景)」の系譜(学)のセリーによって、その批判者たちの思考をも回収してしまった「帝国日本」の生成を明らかにしようとする。