同様に、宮本さんが挙げるもうひとつの点「奇妙な十の言(一般に十誡と言う)を民に与えたこと」についても多少の解釈を述べておくなら、われわれの展望のもとでは、十誡の中心はあくまでも神との契約であることが強調されなければならない。